地域の会議に思う
2026/05/24記
 先週の土曜日である5月17日に岩根西まちづくり協議会(以下「まち協」と記載)の総会へ出席した事は前回記載しているが、一週間後の日曜日となる本日は岩根西地域交流センター運営協力委員会(以下「交運協」と記載)に出席した。
 まち協が住民の自発性による地域活動を通じて地域の活性化を図るとともに、住民間の交流が増えることで災害時に強靭な地域を構築することを期待するもので、木更津市内で最も成功している事業は鎌足地区の「かまフェス」だと私は感じている。
 木更津市で最も早くまちづくり協議会が設置された岩根西では地域団体として「やっさいもっさい」へ参加し、三世代交流グランドゴルフ大会を主催し、通年で居場所づくりとしての「おしゃべりカフェ」を月に1回開催し、夏休みには地域交流ラジオ体操を5会場で毎日開催するなどの住民交流を進めながら、毎年規模の大きい避難訓練を実施しているようにかまフェスのような大きな事業は無いが年間を通じて多様な事業を実施している。
 
 交運協は秋に交流館で開催される文化祭の実行委員会の支援を主な活動として、自治会加入世帯が年間に150円づつ負担する形で成り立ち、交流館の細かな備品の購入などにも資金が充てられている。公的資金で運営されるはずの施設が地域の浄財で成り立っているという構図は公立学校と一緒だと感じている。
 ともあれ事業内容はまち協に比べて少ないので総会も大きな議論が無く終了することに成る。交運協の委員の一人がまち協の会長なので、この交運協や来月に開催予定の「青少年育成協議会」も全てまち協の部会的に位置付け総会は一度に終えてしまえば良いのにと考えている。
 
 因みに、まち協の役員と交運協の委員は重複している人材が多く、整理してみると下表の通りであった。
区分 まち協役員 交運協委員 重複者
岩根西地区区長 11 11 11






民生児童委員 2
防犯指導委員 1
消防団 1
青少年相談委員 1 1 1
青少年補導委員 1
交通安全協会 1
社会福祉協議会 1
地域協働推進協議会 1
ジェスパル 1 1 1
地域協力者 3 1 1
小中学校関係者 4
交流館利用者 3
合計 20 25 14
 まち協の会長は地域協力者なので各種団体の代表に入れていないが交運協の委員であり「重複者」に計上している。また、交運協の委員のうち区長という立場と各種団体等の代表が重複している事例も有るため委員定数である26名でなく25名に成っている。
 
 自治会代表である区長さんは自分の組織の総会があり、地域での活動があり、開発行為の地元同意のための立ち合いなど余分な仕事も多い中で様々な組織が別々に会合を開き、その度に出席することは大変な話だと考えているのである。
 
 これは突飛な話ではなく、岩根西地区にまちづくり協議会の設置を検討していた2009年2月に講演に来ていただいた山形県川西町の「きらりよしじま」がその様な運営を行っており、現場を見るために私も2011年8月に会派で視察に行っている。川西町の吉島地区では木更津市のまちづくり協議会に相当する組織をNPO団体にして交流館の指定管理者となり、小中学校行事まで含んだ地域の行事日程を一括管理し、子供会や自治会などもその一部としていることが極めて画期的であった。
 
 様々な団体は地域のために活動して頂いていることは重々承知しているうえで効率的な運営を行うことで会議などの負担が減り、更に各行事の一括把握で行事の相乗りなどの相乗効果も期待されるのではないかと思っている。更に個別では活動が低下している子供会や老人クラブも広域化と事務負担の軽減によって活性化が図れるのではないかと想像するのである。その様な活動が可能なように公民館を交流館(地域交流センター)に変更した年にその様なことを考えているのである。