| 万石区総会で思う | |
| 2026/05/02記 | |
| 年度が替わり総会のシーズンが始まった。私を来賓として呼んでいただける自治会のうち西山区は4月12日に総会が終わり、今日は万石区で来週の日曜日に江川区の総会を迎える。 その翌週の17日には岩根西まちづくり協議会の総会で、単なる来賓としての出席ではなく「これからの木更津市について」と題して市政報告を行う場も設けられている。 更に翌週の24日には岩根西地域交流センター運営審議会の総会で昨年度までは懇親会だけの出席だったと記憶していたところ、今回は岩根小学校PTA会長という立場で招集されていた。 そんなわけで5月の週末は総会だらけである。 本日出席した万石区の総会には議員に成ってからの19年間の大多数で出席しているが、そのたびに行政の至らないところを自治会に埋めていただいているようで申し訳なく思う事が多い。 以下箇条書きに記載する。 @洪水対策 千葉県が管理する2級河川の小櫃川の堤防の街側には岩根ポンプ場が設置され機械力で排水する機能があるが、それとは別に農業用排水を自然流下させるため堤防を横断する管渠が設けられ川側に手動の水門が設けられている。この水門の所有者が不明確で河川管理者の県も農業用水管理者の市も設置された経緯が解らないといって管理していない。既に水門は錆びて開閉が困難に成っており河川の水位が上がった場合に岩根地区が浸水することを防ぐためには水門の更新が必要となる。この件を森県議を通じて君津土木に話を持っていき、私から市の農林水産課や危機管理課に対応を求めたが埒が明かない。仕方がなく万石区は毎年水門改修費として30万円を積み立て、昨年度に180万円に達した。岩根地区約1万人の洪水対策を加入者5百世帯弱で年間予算約400万円の自治会に委ねるという状況に疑問を持たない市役所はどうにかしていると言われても仕方ない。 A環境対策 同じく小櫃川の堤防は草刈りなどの維持管理は全く行われておらず住宅に隣接した場所では雑草や樹木が敷地に侵入しているし、水門の管理のために堤防の上を歩いて行こうとしても竹が繁茂してしまい動けない。これも県に話をしても維持管理は行わないという衝撃の答弁が有り、昨年度は万石区が重機をリースし、区民の中で重機を運転できる人に頼み3日かけて堤防上の竹を粉砕して除去した。重機のリースや180リットルも消費した燃料代も全て区の予算で負担しており、その額は約20万円になる。西山区では児童公園の維持管理を区が行なっており市の都市整備課から維持管理費として年間で6万7千円が支給されるが、堤防を管理すべき県からは一円も出されていない。本日の総会で雑草を管理していない地権者には市の環境部から通知が行くのだから千葉県にも通知して欲しいと言われてしまった。 B消防団備品 区の総会では消防団からも会計報告が行われた。後援会等からの収入が78万円余りしかない万石消防団でホースなどの備品購入費が約24万円にのぼっていた。前年度の総会で消防団活動を支援するため消防団活動に必要な備品購入は市役所で行うので相談して欲しいと伝えたが、年の途中で破損したホースなどは当初予算で要求していないので対処して頂けなかったという。消防団からの要望には応えているという議会答弁と乖離している実情である。消防本部は補正予算での対応は考えていないのだろうかと思う。気になって帰宅してから前年度の江川消防団の決算を見ると、こちらでも17万円ほど使用していたことが解る。市内全部の消防団の総点検が必要ではないかと思う。 C交通安全対策 死亡事故も発生した見通しの悪い交差点にカーブミラーの設置をお願いしたところ市民活動支援課の担当者が現場を確認に来て、ミラーが無くても何とか見えるので対応できないと言われたから今年度は区が自分の予算で設置するか検討するという。東西方向の道路は一時停止であるが停まらずに交差点に進入するものが多く、市の確認したような徐行をするような者はそもそも事故を起こしていない、という指摘はごもっともである。交差点に高速で入れないよう直前にハンプを設置することなども要望されたし、朝方に抜け道として車が飛ばしていることに対する注意喚起看板の対応なども検討されていたが、市がやってくれないから自治会で行うという行為が多いように感じるのである。 それ以外にも猪対策も兼ねた民有地の除草作業や農地集積も念頭に置いた農振地域への編入など、盛りだくさんな総会は2時間を要した。明日は午前中に高柳からの農業用水路の整備作業に汗を流すようで連日の地域活動には頭が下がる思いである。住民の立場に立ち地域が必要としていることに手を差し伸べる行政でなければ、自治会活動の支援に成らないと総会で思っていた。 |