国立競技場へ行く
2025/05/08記
 Jリーグが発足する直前の1992年の年末の天皇杯予選を西が丘サッカー場(現在の味の素フィールド)に応援に行って以来、現在まで33年間にわたりジェフ市原のファンをしてきた。1997年頃は人気が陰り、市原臨海競技場に観客が集まらず、市原の友人からチケットを買って見に来てくれと言われたことも懐かしく覚えている。2005年に千葉市中央区でフクダ電子アリーナが供用を開始してジェフ千葉と略称が変わるが2009年にJ2に降格し、以来15年間も昇格を果たしていない。
 そんなジェフがJ2で首位を走り連休には国立競技場で3位の大宮と戦うと聞き、友人とともに国立競技場に行くことを決めた。正午から女子サッカーのWEリーグの試合があり16時からJ2の試合という日程であったが、雨天の寒い日だったので女子の試合から見ると冷えてしまいそうなので国立競技場に行く前に2年前に竣工した歌舞伎町タワーで昼食を摂り2時ごろに入ることとした。
 2月末に営業を終了した懐かしいアルタビジョンには映像は流れていなかったが隣のビルでは猫が立体に見える映像が流れており多くの外国人がスマホで動画を撮影していた。タワーの2階にある歌舞伎町ホールは雨の昼間ということもあって空席が目立ったが、商業施設のデザインの進化を感じられ、新宿に居ながら各所の名物が食べられるコンセプトにも感心する。
 千駄ヶ谷まで中央線で戻り国立競技場に入ると既に自由席の多くが埋まっており上層階に移動する。19,781人収容のフクダ電子アリーナに比べ3倍以上の約68,000席と言われる国立競技場では2時間前に行けば余裕と考えていたが甘かった。先着3万名に配られるという応援用シャツも手に入れられず寂しい思いをする。
 しかしフィールドは遠くなるが全体が良く見えて施設を見るには良いかなと好意的に解釈して席に着く。暫くしてスポンサーには地元の病院が紹介され、スターティングメンバーにも木更津出身の鳥海晃司選手が入り個人的にもテンションは高まる。
 試合の内容は悪くなかったがオウンゴールが決勝点となり敗北を期すことになった。首位の状況は変わらないが3位の大宮だけでなく別会場で試合をした2位の仙台も勝ったので勝ち点の差が縮まってしまった。観客者数はJ2の試合にもかかわらず49,991人と発表され、ジェフ千葉の潜在的応援団の強さとともにサッカー観戦が文化に根付いていると実感する。
 
 木更津でも房総ローバーズ木更津FCが千葉県社会人サッカーリーグ1部から関東サッカーリーグ2部への昇格を狙って鍛錬をしている。なお、プロリーグであるJ1からJ3までは各20チームが所属し、全国に合計60のプロサッカーチームがある事に成る。その下でアマチュア最高峰であるJFLがあり、その下に関東サッカーリーグ1部のような地域リーグがあり、ローバーズがプロの60チームに入るためには階級を4つ上げる必要がある他に安定した経営基盤や観客動員や入場料収入などの実績も求められてくる。従ってその前の段階から多くの観客席があるホームの球場が必要になるので必然的に自治体の支援も求められてくることになる。
 
 他にもプロスポーツとしては隣の君津市に千葉ロッテの2軍施設が移転してくる構想が表面化し、これから貞元地区の用地買収や具体的な設計が行われえることに成るのだろう。トップ選手の頑張りを直接見る機会が増えることはスポーツ少年少女にとって良い刺激に成るだろう。様々な状況を通じてこの地域でもスポーツ文化が花開くことを期待して今回の思う事を終える。